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今日の昼間、私が不在時の話なのですが・・・

そもそも透析専門病院からの送迎車の時間が午後2時25分だったところ、
30分間ほど早くなり、
午後1時55分になったわけです。

それを忘れたり、間違えたりしないように何度も父親に確認したりもしましたが、問題なく覚えており、
事実、午後1時55分に待ち合わせ場所にてピックアップしてもらって、透析に行っておりました。
ですので、私も油断していたといいましょうか、その点は、もう気にしておりませんでした。

すると、ドライバーさんから電話があり、

「待ち合わせ時間におられませんでした」

とのこと。

とりあえず、
「今日の透析はどうしたらいいでしょうか」
と答えると、
「一応、午後2時25分に再度、お迎えに行ってみるつもりです」
とのこと。

私は、
「本人(父親)にはその旨を連絡してもらえてるんでしょうか?」
と話すと、
「いいえ」
とのこと。

それじゃ父親も分かるはずがないと思い、私が、父親に電話をしてみましたところ、
「もう送迎車に乗っている」
とのことでした。
ドライバーさんも高齢なので、話が的を得ていないので、分かりにくいのですが、
少なくとも、父親が透析に行ったことは間違いないようなので、一安心しました。

しかし、よく事情を聞いてみたところ・・・
以前のように、時25分と間違えたのなら、まだ分からないでもないのですが、 午後1時15分に待ち合わせ場所に行っていたようなのです・・・
午後1時15分なんて、
何故???
としかいいようがありません・・・

父親は、全くいつもと変わらない表情で、理路整然と経緯を話していました。
さすがに、自分自身でも、理詰めにされると、
何故、午後1時15分なのか、矛盾といいましょうか、理由が分からないようで少し戸惑っていました。

勿論、アルツハイマー病の一環なのでしょうね。

当たり前の日常で、当たり前の表情で、いつもと同じようにしながら、全く誤ったことをしてしまうも本人は気付いていないのですから、
やはり「完全に目を離せない」ようになるのは、そう遠くはないのかもしれませんね・・・

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